匿名希望(校友)

匿名希望(校友・大学院スポーツ科学研究科修了)2014.6 更新

大学で力を注いだこと

 私は、学生生活でさまざまなことに挑戦しました。中でも研究活動は特に力を注ぎました。興味を持ったあとすぐに、右も左も分からない状態で「研究活動をやってみたい」と教授に申し上げたのが始めたきっかけでした。その後は多くの時間を研究活動に費やし、学部卒業後は大学院進学という進路を選択しました。大学院を卒業する頃には、自分の満足する成果をあげたいという気持ちで研究活動と向き合い、国際学会で研究成果を発表するという目標を達成することができました。研究を行った濃密な時間は、研究活動と向き合う環境がなければ得られなかったと思っています。そのような貴重な時間は研究成果だけではなく、多くの学びを私に与えてくれたと、就職した今感じています。

奨学金の必要性

 大学3年次より大学院の修了年次まで、奨学金をいただいておりました。奨学金をいただけたことで、アルバイトの量も減らすことができ、充実した学生生活を過ごすことができたと感じています。目標としていた国際学会での発表に伴う旅費や参加費等も自己負担でしたので、金銭面の不安なく発表をしに行けたのも、奨学金をいただいいていたからでした。それだけではなく、奨学金受給者に選んでいただいたということで、早稲田大学の学生として取り組む活動に引き締まった気持ちで向かうことができました。初めは、両親の家計を支える糧になると考えておりましたが、「選んでいただいた」と考えるようになってからは、早稲田大学の名に恥じない学生でいようという気持ちが生まれたように思います。

寄付者への感謝の思い

 学生生活は早稲田大学という大きな機関に守られながら多くの経験をさせていただきました。得られるものがとても多く、自分に自信をつけることもできました。
 学生生活での経験を通して成長した自分を持って、社会人として寄付者の皆様に恩返しができるような人間でいたいと思います。本当にありがとうございました。