新垣 陸 さん

教育学部3年     2020.1 更新

 

Q:「めざせ!都の西北奨学金」に採用されて

 とにかくホッとしました。私の家庭は経済的に裕福だとはいえず、受験生の頃は可能な限り国公立大学への進学を目指していたので、早稲田大学を受験しようとはまったく思っていませんでした。しかし、父が「めざせ!都の西北奨学金」を見つけたことで、「早稲田を受験してみよう」と思いました。この奨学金の良さは予約型であることだと思います。受験前に奨学生に内定したことで、学費の心配をせずに試験に臨めたことは私にとってすごく大きなことでした。

 

Q:早稲田に入って良かったこと

 自分自身の力のなさを実感するたびに「早稲田に入って良かった」と思います。早稲田大学には、私より学力のある人や発言力がある人、行動力がある人や経済力のある人などさまざまな力を持つ人がいます。私は沖縄県出身なのですが、地元にいる時はあまり感じることのなかった劣等感を抱き、時には現実から逃避してしまいたいと思うことも多々あるのが正直なところです。しかし、この環境が私自身を成長させてくれると信じています。現状に甘んじることなく、今後も自己研鑚を積んでいきたいと思います。

 現在、マスコミ研究会と、まつだい早稲田じょんのびクラブ(ボランティアサークル)という二つのサークルに所属しています。マスコミ研究会では、いくつかの企画の中から希望した企画の記事を書くのですが、最近では、災害企画と題して、日本で起こる自然災害の現象やその原因、今後起こりうる災害の予測例、防災の準備などに関する記事を書きました。まつだい早稲田じょんのびクラブでは、新潟県の集落に行き、地域の方と交流したり、行事を手伝ったり、子どもたちに勉強を教えたりしています。

 どちらも私がやりたいことであり、やってみたかったことでもあります。東京は私の好きなこと・やりたいことであふれています。学生の時にしかできないことを好きなだけやって、笑顔で過ごしたいと考えています。そして将来は、テレビ業界もしくは出版業界に進み、人々を笑顔にするコンテンツを作る仕事に就きたいと思っています。

 

Q:先輩へのメッセージ

 校友会の皆さま、いつもお世話になっており、本当にありがとうございます。おかげさまで充実した大学生活を送ることができています。これからも、就活に向けてではなく社会人として恥ずかしくない行動ができるように、自分磨きに励んでいきたいと思います。