大橋 史明さん

法学部 3年 大橋 史明さん 2012.6 更新 (学年は更新時点のものです)

いま大学で力を注いでいること

私は現在、弁護士を目指しており、ロースクール進学、司法試験合格を目指して日々勉強しています。私が弁護士を目指すようになった理由は、自分の性格に起因しています。私は、昔から人助けが好きで、特に困っている人から助けを求められると、どうしても助けてあげたいという性格でした。しかし、幼いころの自分では分からないことが多く、助けたいと思っていてもどうすることもできない、という苦い思いを何度も経験したことがあります。そんななか、私は、大学入試のときから、将来、大学で学んだ知識を活かして、日本の社会全体のためになることをしたいと強く意識するようになりました。
弁護士は、他人の人生へ大きく影響を与える仕事です。自分の知識の使い方や能力次第でその人のその後の人生を左右するようなことを手助けしていく、やりがいのある仕事です。だからこそ、司法試験という狭き門を、最後まであきらめずに勉強し、乗り越えた人だけが就ける職業なのだと思います。法律の勉強は大変難しく、くじけそうになる毎日ではありますが、それでも一度決めたことは諦めたくないという強い信念があり、絶対に弁護士になって活躍したいです。

【ゼミ活動について】
私が所属しているゼミは、同じ志を持った仲間が大勢います。みんな自分より優れた人たちばかりですが、そのような環境に身を置くことによって、素晴らしい仲間とお互いに切磋琢磨し合えることは、自分にとって、とてもいい刺激になっています。 弁護士になるための道のりは長いですが、高い志を持って日々成長していきたいと思っております。

奨学金の必要性

奨学金は、大学時代に勉学に集中したい学生にとってはとても重要なものだと思います。現に私の場合には、現在一人暮らしをしており、勉強のこともあるのでバイトをしていないため、どうしても生活費が必要となります。また、父がすでに退職しているため大学の授業料も母一人で支払っている状況です。そんな状況下で、私は大隈記念奨学金という名誉ある奨学金をいただき、生活費の補充や授業料に使わせていただいております。早稲田大学は奨学金の種類が非常に豊富です。特に給付の奨学金が多いことは、早稲田大学へご支援いただいているみなさまのおかげです。私も将来、何らかの形で早稲田大学に貢献していきたいと思っております。
このように、奨学金を受給した者が、さらに次世代の者へ支援していくことによって、早稲田大学のさらなる発展、ひいては日本社会を担う若者の支援ということにつながっていくと、私は感じています。あらためて、奨学金により、残りの学生生活を勉強に集中できることに、心から感謝を申し上げ、目標に向かって、邁進したいと思います。